Arch Linux (64bit) †texlive2009のDVDをフルインストールした環境では、READMEの手順でptexlive2009のインストールに成功しました。 そこで、ディストリビューションで用意されているtexliveのパッケージを使用して、ptexlive2009のインストールを試みました。 Arch Linuxのtexliveがいつのものなのか、正確なところは分かりませんが、少なくともtexlive2009がベースであることは確かです。 必要パッケージ †nkf, texlive-most, texlive-lang. texlive-most、texlive-langはパッケージグループで、以下のパッケージで構成されいました。両方あわせると約1GBです。
ptexlive.cfg †ISO_DIR=/media/dvd TEXLIVE_DIR=/usr/share SRC_TAR=/media/dvd/source/texlive-20091011-source.tar.xz TEXMFDIST=/usr/share/texmf-dist あとはサンプルと同じです(texliveのisoを/media/dvdにマウントしてあります)。 メッセージ †このままmakeすると、tlpkgがないよ、というエラーで終了しました。 そこで、1check-archive.shの該当部分をコメントアウトしました。 # if test ! -d $TEXLIVE_DIR/tlpkg; then # cat <<-EOF # # "tlpkg" directory is not found under $TEXLIVE_DIR. # Check \$TEXLIVE_DIR in ptexlive.cfg. # # EOF # exit 1 # fi 以降は通常の手順でインストールまでエラーなく終了しました。 utfsmplがうまく表示されない。 †make test で生成される utfsmpl-dvipdfmx.pdf と utfsmpl-ps2pdf.pdf を acroread 9.3.1 で表示すると以下のようになります。
これは、texlive2009のDVDをフルインストールした環境でも同様の結果だった記憶があります。 これは何の問題なんでしょうか。 ただ、私は utf パッケージを使用していませんし、使用する予定もないので、困ることはないのですが。 otfパッケージで解決 †下で頂いたアドバイスにしたがって、otfパッケージを利用してみました。 utfsmpl.texを %\usepackage{utf} \usepackage{otf} として、dvipdfmxでpdfを作成。acroread 9.3.1 で開くと綺麗に表示されました。
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