Mac OS X 10.3.9 †
- ページ: 動作報告
- 投稿者: beginner?
- 状態: 完了
- ptetexバージョン:20060430
- 投稿日: 2006-05-03 (水) 10:27:15
必要パッケージ †
my_option †
メッセージ †
PowerMacG5でEasyPackageのptetexを使わせて頂いておりますが、この度、別のvolumeにptetex3-20060430のインストールを試みました。
% make tmp
% make tmpotf
% make tmpbabel
% make tmpfont
まで行いました。途中の細かいメッセージは確認しておりません
が、最後にDoneと表示されたので、テストインストールは成功した
のかと思いましたが、
% make tmptest
を実行すると
./8test.sh /var/tmp/teTeX /var/tmp/teTeX/share
------------------------------------------------------
--------------------------
[latex] test
make[1]: *** [stage8] Error 1
make: *** [tmptest] Error 2
となってしまいます。UNIXのことは殆ど何も知らない初心者です。
これだけの情報で失敗の原因は想像できるものでしょうか。
- make tmp していただくと、log が自動的に保存される代わりに、エラーが出ても止まらなくなっています。
(改善したいのですが、どうしたらよいやら。)
このとき保存される log-HHMM-???? というファイルの後半を見ていただくと原因がわかると思います。
本当に成功していれば、'ptetex' was installed successfully. というメッセージが、末尾の50行前ぐらいにあるはずです。
こちらで想像するには、開発環境がいくつか不足しているのだと思います。
ed は検査するようにしましたが、bison, flex あたりも必要ですので、このあたりかと思います。 -- 土村?
- DarwinPorts の pTeX は現在 20060430 をベースとさせて頂いておりますが、OSX 10.3.9 および 10.4.6 上で問題なくビルドできております。ご参考までに。 -- 山本?
- 土村様。ご教示ありがとうございます。私の場合にはlog-05-03-0919というファイルになりますが、末尾の50行前位に`ptetex' was installed successfully. というメッセージが表示されておりました。ということは、make tmptestにおけるエラー表示は無視して本インストールに取りかかってもよいということでしょうか。 -- beginner?
- `ptetex' was installed successfully. があるのなら大丈夫なはずです。
恐らくは X を立ち上げるのを忘れてらっしゃるだけでしょう。
make tmptest を通すためには、前もって X を立ち上げるか、あるいは xdvi をテストから除外するよう my_option に
XDVI=echo
PXDVI=echo
と書いていただくのか、どちらかをやっていただけばよいと思います。
ghostscript でエラーが出れば、動作報告/6 も参考になさって下さい。 -- 土村?
- 土村様。再度のご教示をありがとうございます。しかし、まだ順調には進みません。恐縮ですが、続けて質問させて頂くことをお許しください。まず、思い切って本番インストールを試み、 sudo make を実行しました。ところが、今回は
./1check-archive.sh
-----
TEXMFCNF=/usr/local/share/texmf/web2c
Those variables may make unexpected effect. Please unset.
make: *** [stage1] Error 1
というメッセージが出て止まってしまいます。 environment.plist にこれに関するkey と string が存在したために削除し .bash_profile, .xinitrc にもこれに関するパスが設定されていましたので削除しましたが、このメッセージは出続けます。
そこで、もう一度戻って、make tmptest を実行(X は起動してあります)しましたが、今回は
make PREFIX=/var/tmp test
./8test.sh /var/tmp/teTeX /var/tmp/teTeX/share
-------
[latex] test
kpathsea: Running mktexfmt latex.fmt
tcfmgr: config file `tcfmgr.map' (usually in $TEXMFMAIN/texconfig) not found.
fmtutil: config file `fmtutil.cnf' not found.
make[1]: ***[stage8] Error 1
make: *** [tmptest] Error 2
というメッセージが出て止まってしまいました。
なお、not foundと書かれたファイルはどれも指定された場所に存在します。
このような状況です。何らかの対処方法があればご教示いただけると幸いです。
宜しくお願い申し上げます。
なお、このコメント文書で、どのようにすれば改行できるかが分かりません。
改行しようとしてRETURN KEYを押しますと送信になってしまいます。 -- beginner?
- TEXMFCNF などの環境変数の値が反映されるには、.bashrc などを編集した後、一度ログアウトが必要かもしれません。
'unset TEXMFCNF' を実行していただくと、即効性がありますが、その窓だけに有効で、次にログインすると元の設定が復活してしまいます。
'please unset' のメッセージが出ている限り、間違いなく unset できていませんので、これは必ず解決するようにして下さい。
これさえ解決すれば、make tmptest が正常に動くようになるはずです。
改行のしかたは私もよくわかっていません。一度書き込んでから、ページの編集をしています。
上のメッセージは少々編集しておきました。 -- 土村?
- OSX でのmake test に関してですが、-dNOKANJI のテストで失敗してました。acrobat で確認したところヒラギノが埋め込まれていたようです。dvipdfmx.cfg が怪しいとのメッセージが出たので見てみると、138行目のNeverEmbed に続く部分でヒラギノの指定が無かったので/HiraMinPro-W3 /HiraMinPro-W6 を追加したところとりあえずmake test は無事終了しました。 -- tao?
- 土村様および他の皆様。いろいろとご教示頂きましてありがとうございます。.bash_profile等の編集の後には必ずlogoutしていたのですが、make tmptestやsudo make testのエラーを避けることはできませんでした。しかし、その後、日を改めて思い切ってsudo makeを実行しますと、今度は最後まで進み、途中経過は分かりませんが、とにかくDoneまで到達し、それ以後のsudo make xxxもすべて同様に終了致しました。私は普段latexではなくplainTeXを使っておりますので、いくつかのformat filesの作成に取りかかりました。そこで発見したことは、texmfの中に含まれているファイルやフォルダが予想していたよりも遥かに少ないことでした。例えば、fontsのsourceやtfmの中にはcm等のTeXの基本的フォントが含まれておりませんし、texの中にはplainやlatex関係のファイルも数えるほどしか入っておりません。これはやはりインストールが不完全だったということでしょうか。あるいは、本来、このパッケージの中にはそのような限られたものしか含まれていないのでしょうか。とりあえず、他のボリュームにインストールしてあるEasyPackageからのptetexのディレクトリから必要なものをコピーして使い、今では、不自由なく使えるようになりました。xdviも欧文、日本語とも正常に表示されて異常がないようです。このように正常に使えるようになり、皆様のご教示に改めて感謝申し上げます。ただ、最後に書きましたファイルの内容についてはインストールの不完全性によるものか否か教えて頂ければ幸いです。 -- beginner?
- まずはインストールに成功されたようで、何よりです。$TEXMF の下にファイルが少なく見えるのは正常で、ほとんどのファイルは $TEXMF-dist の下にあります。これは tetex-3.0 になってからの比較的新しい流儀で、EasyPackage に使ってもらったころの ptetex3 では(この流儀を知らずに)すべてのファイルを $TEXMF の下に展開していました。多重TEXMFツリーのページもご覧下さい。 -- 土村?
- 土村様。多重TEXMFツリーのことは初めて知りました。ありがとうございます。もう少し質問をお許しください。dviwareを起動する度にmktexpkが起動し、その結果が/var/tmp/texfonts/に書き込まれているようです。xdviとAdobeReaderの場合は、書き込まれてしまえば、どのページも瞬間的に開けますが、Mxdviの場合はページを移動するのにかなり長い時間を要します。これは仕方がないことでしょうか。また、mktexpkによって生成されるフォントが書き込まれる場所としては/var/tmp/以外の任意の場所を指定できるのでしょうか。いろいろ初歩的な質問を続けて恐縮ですが、ご教示頂ければ幸いです。 -- beginner?
- Mxdvi は残念ながら使ったことがないのでよくわかりません。
自動生成されるフォントのディレクトリは make 時に指定できて、ptetex3 なら my_option に
MAKE_OPTION="$MAKE_OPTION vartexfonts=/var/lib/texmf"
のように書くとよいです。 -- 土村?
- 山本様、tao 様も情報ありがとうございます。ヒラギノの埋め込み制御に関しては、あえて埋め込んで使ってらっしゃる場合も多いようなので、dvipdfmx で取り込む EPS から除外すべきかどうか、判断に苦しんでいます。 -- 土村?
- 土村様.いろいろご教示頂きありがとうございました.これで便利に使わせて頂けると思います. -- beginner?