主に Vine Linux をターゲットに、TeX 関連の RPM を公開します。
- [2001/ 6/13] TX Fonts [CPAN patch1]
- [2001/ 6/13] PX Fonts [CTAN patch1]
- [2001/ 7/ 5] pLaTeX2e新ドキュメントクラス 20010703
- [2001/ 5/ 4] RedHat7J 用 pLaTeX2e新ドキュメントクラス 20010703 + JIS フォントメトリック + 重大なバグのお知らせ
- [2001/ 5/24] Mjfonts(文字鏡) 20010515
- [2001/ 7/ 1] dvipdfm + jpatch-p0d
- [2001/ 1/ 2] DeTeX 2.7
- [2001/ 7/13] [作業中] teTeX 1.0.7 + ptex 2.1.11 + platex209
[2001/ 6/13] TX Fonts [CPAN patch1]
Vine 2.x 用パッケージを作りました。 TX Fonts についての詳しい説明は、本家 TX Fonts や、奥村先生の TX Fonts を 使おう を御覧下さい。
バイナリパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm -ihv txfonts-3.1-9.noarch.rpm'
でインストールできます。 設定ファイルの書き換えも(ちょっと強引な方法で)パッケージの中でやっています。ソースパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm --rebuild txfonts-3.1-9.src.rpm'
としてバイナリパッケージを作ります。自分でソースも集めるなら、以下を取って、
'rpm -bb txfonts.spec'
としてバイナリパッケージを作ります。Vine2.1 の
'mktexpk'
が古いため、"config.ps"
への追記をちゃんと処理してくれません。"psfonts.map"
に"txr.map"
を付け足すと言う暴挙に出ています。 (Vine2.1 では'mktexpk'
を新しいものに置き換えるという、 これまた暴挙で解決する問題なのですが、Vine2.0 では解決しませんでした。)%postun 部分は八槇先生(お友達)に Special Thanks です。
過去に若干のパッケージングミスがありました。
'rpm -U txfonts-3.1-9.noarch.rpm'
で動作がおかしい場合は、 一旦'rpm -e txfonts'
で削除してから もう一度インストールしてみて下さい。このパッケージは、Vine2.x の pTeX パッケージに大きく依存しています。 Vine 以外では、
"/usr/share/texmf"
が存在しなければ、 spec ファイルの1行めを書き換える必要があります。 それ以外にも修正が必要かもしれません。Vine の pTeX ではなく redHat7.0J などの teTeX ベースの pTeX をお使いの場合も、 RPM を用意しています。 TeX 関連 RPMS 置場 をご覧ください。
Vine 2.0/2.1 付属の dvips で作った PostScript ファイルを ghostscript 5.1/5.5 で見ると、当然ですがフォントが奇麗です。 しかし(ghostscript 由来の)ps2pdf で作った PDF のフォントはきたないです。 Adobe Acrobat 4.0(Win 版の商品)で作った PDF は、 ファイルサイズも小さくて、フォントもきれいです。
[2001/ 6/13] PX Fonts [CTAN patch1]
Vine 2.x 用パッケージを作りました。 PX Fonts についての詳しい説明は、本家 PX Fonts を御覧下さい。(注意)TX fonts を先にインストールしておいて下さい。
バイナリパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm -ihv pxfonts-1.0-9.noarch.rpm'
でインストールできます。ソースパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm --rebuild pxfonts-1.0-9.src.rpm'
としてバイナリパッケージを作ります。自分でソースも集めるなら、以下を取って、
'rpm -bb pxfonts.spec'
としてバイナリパッケージを作ります。spec ファイルは TX fonts のものを tx → px に置換しただけに近いので、 注意事項は TX fonts のがほとんどそのままあてはまります。
本家の付属ドキュメントには
"config.ps"
に書き加えるファイルは"pxr2.map"
であると書いてありますが、 Vine 2.1 標準状態ではフォントが足りなくなるので、"pxr.map"
を使うようにしました。 実はこのほうが TX fonts の設定に近いので、勝手に安心しています。[2001/ 7/ 5] pLaTeX2e新ドキュメントクラス 20010703
新ドキュメントクラスの説明も、奥村先生の pLaTeX2e新ドキュメントクラス を御覧下さい。
これの Vine 2.x 用パッケージを作りました。 自分で build する場合は、
あるいは
を入手して下さい。
バイナリパッケージのみ必要な方は
をどうぞ。
Vine1.1 では、少なくとも VinePlus にある pTeX-jisfont-1-0.noarch.rpm が必要ですが、まだこれでも動きません。
tetex ベースの ptex には次の段落をご覧ください。
[2001/ 5/ 4] RedHat7J 用 pLaTeX2e新ドキュメントクラス 20010703 + JIS フォントメトリック + 重大なバグのお知らせ
RedHat7.0J 用新ドキュメントクラスの spec を迫田様からいただきました。 他の tetex ベースの ptex でも使えるかもしれません。 JIS フォントメトリックのパッケージと一緒にお使い下さい。
jsclasses-20010703-1.src.rpm(101Kbyte)
(tetex-jisfont.spec
)tetex-jisfont-1-4.src.rpm(15Kbyte)
(jsclasses.spec
)4/26から4/27の2日間に公開していた
jsclasses-20010426-1.src.rpm
には重大なバグがありました。 (私が修正した部分に余計な改行が付いていました。) アンインストール時に"psfonts.map"
を 破壊します 。 大変申し訳ありませんが、既にインストールされている方は、 次のようにして対処していただきますようお願いいたします。念のため
"/usr/share/texmf/dvips/config/psfonts.map"
をバックアップします。'rpm -e jsclasses-20010426 --noscripts'
を実行して (--noscripts が重要)"psfonts.map"
の末尾6行を削除します。 そして上のパッケージを新規にインストールすれば完了です。[2001/ 5/24] Mjfonts(文字鏡) 20010515
TeX から 今昔文字鏡 TrueType フォントを使うための TFM ファイル、FD ファイル、 およびスタイルファイルを、堀田さんが Mjfonts パッケージ として公開してらっしゃいます。
これを RPM 化しました。 また、フォントをインストールするのに便利なスクリプトも入れておきました。
# mjfonts2-instTTF MOJIK*.EXE
のコマンド1つで、TTF ファイルの展開と vfontcap の書き換えを同時に行います。 (lha の大文字/小文字に関する動作が Vine2.0 の lha-1.14f-3 と Vine2.1 の lha-1.14i-0vl1 で異なります。 展開してできたファイル名の大文字/小文字にあわせて vfontcap を書き換えます。) フォントのインストール先ディレクトリは
"/usr/share/fonts/TrueType/"
ですが、変更したいなら、
# mjfonts2-instTTF /install/other/dir MOJIK*.EXE
とします。フォントの削除は単に手動でファイル削除をお願いします。
mjfonts の再配布には tar.gz のままで、という条件がついていますので、 ひとまず nosrc のみを公開します。
mjfonts2-20010515-3.nosrc.rpm(5Kbyte)
(mjfonts2.spec
,mjfonts2-instTTF
)- 堀田さんの mjfonts2.tgz(約700Kbyte)
- 文字鏡フォントセンター から「今昔文字鏡−TrueTypeフォント (for Windows) フォントバージョン=2.01 (2001/04/03)」(すべてあわせると 56Mbyte)
これらを入手して
% rpm --rebuild mjfonts2-20010515-3.nosrc.rpm % su # rpm -ihv mjfonts2-20010515-3.noarch.rpm
として RPM をインストールして、 文字鏡フォントを上記のスクリプトでインストールします。
設定ファイルの書き換えは RPM 内で行っていますので、 Vine2.x 以外には不都合があると思います。 SPEC 先頭の設定ファイル名を書き直せばよいかもしれません。
また、ghostscript のための設定ファイル (kconfig.ps.add) は何もしていませんが、一応ちゃんと動いています。
[2001/ 7/ 1] dvipdfm + jpatch-p0d
平田さんの dvipdfm の日本語化 を RPM にしました。
Vine 2.0/2.1 では思うように kpathsea が動いてくれないので、 あまりにも場当たり的なパスべた書きのパッチをあてて、無理やり動かしました。 teTeX ベースの Kondara2.0/Redhat7.xJ では何もせずとも動きました。
TeX から PDF を作る場合、 ghostscript-5.10 由来の ps2jpdf を使えば、 日本語フォントに Adobe? のフォントを使って、 ファイルサイズの小さな PDF を作れましたが、 Computer Modern は(type1 フォントを用意しても) ビットマップに展開して埋めこまれるようで、汚くなってしまいます。
dvipdfm + jpatch を使えば Computer Modern も type1 フォントで埋めこむようで、 ほとんどのフォントが拡大してもきれいになります。 PS を介することなく DVI から直接 PDF に変換できて、高速です。 PDF のしおりを日本語で作ることもできました。 (Linux 版 Acrobat4.05J では化けて表示されてしまいますが。)
生成した PDF は、AcrobatReader4.05J で読めても、 Vine の ghostscript-5.10/5.50 では読めませんでしたが、そういうもののようです。
パッチやもう少し詳しい説明も含めて dvipdfm(日本語対応)について に移動しました。
[2001/ 1/ 2] DeTeX 2.7
(La)TeX ソースから、(La)TeX 命令を取り除いて ベタテキストに変換するプログラムがあります。 本家は DeTeX Home Page です。最新バージョンが出てから1年以上も経ちます。
変換精度のほうは、それほど高いとは思えません。 かなりのゴミが残るようですので、 手作業による修正は必要でしょう。 namazu のインデックス生成には十分なのでしょう。
Vine2.x 用のパッケージをつくりました。 おそらく redhat 系なら動くと思います。
バイナリパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm -ihv detex-2.7-1.i386.rpm'
でインストールできます。ソースパッケージを使うなら、以下をとって
'rpm --rebuild detex-2.7-1.src.rpm'
としてバイナリパッケージを作ります。自分でソースも集めるなら、以下を取って、
'rpm -bb detex.spec'
としてバイナリパッケージを作ります。[2001/ 7/13] [作業中] teTeX 1.0.7 + ptex 2.1.11 + platex209
Vine 2.x の TeX は teTeX ベースではありません。 最近の TeX 関連の配布物は teTeX を前提としていることが多いので、 ちょっと悲しいです。 (redHat7.0J は teTeX ベースです。)
ということで、奥村先生の Linux での pTeX,pLaTeX2e のインストール に従った teTeX パッケージを作ろうと志して、まずまず使えるようになりました。 しかし、標準の pTeX との共存ができませんので、自己責任でお願いします。 Vine2.1.5(i386) で特に困ることなく使えています。 VineSeed(ppc) で動作するとご連絡いただきました。
作業のメモを teTeX パッケージングメモ で公開します。 コメント・煮たり焼いたりを大歓迎します。(それが目的で公開しています。)
最近、LaTeX マクロが古いために、build に失敗するようになりました。 LaTeX マクロに時限爆弾が入ってたようです。→対処しました。 マクロの入れ換えがうまくいかなかったので、時限爆弾を無視するようにしました。 また、LaTeX マクロも更新しました。
これ以外に
tetex-1.0.7-0test9.nosrc.rpm(1.5Mbyte)
(tetex.spec
)makejvf-1.1a-0test8.src.rpm(11Kbyte)
(makejvf.spec
)jvf-1.1a-0test8.src.rpm(10Kbyte)
(jvf.spec
)pk300-1-0test5.src.rpm(11Kbyte)
(pk300.spec
)
- teTeX-src-1.0.7.tar.gz(7.7Mbyte)
- teTeX-texmf-1.0.2.tar.gz(31.6Mbyte)
- xdvik-22.15.tar.gz(1.5Mbyte)
- base.tar.gz (ローカルコピー
base.tar.gz(919Kbyte)
)- cmps-unix.tar.gz (ローカルコピー
cmps-unix.tar.gz(1.8Mbyte)
)を別途入手下さい。 最後の2つのファイルを入手するには、少し工夫が必要かもしれません。 wget コマンドでは、こちらの都合の良いファイルが取れませんので、 ftp クライアントから
"base"
などのすぐ上のディレクトリにて'get base.tar.gz'
などを実行してください。バイナリパッケージも公開しています。 TeX 関連 RPM 置場 からどうぞ。
参考にしているもの Vine2.1 の TeX 関連パッケージ redHat7.0 の teTeX パッケージ redHat7.0J の teTeX パッケージ KondaraJirai の teTeX パッケージ 完了 tex, latex, ptex, platex xdvi で生成済み pk font を使う (以下 RHL7.0J/Kondara1.2 に対する改良点) platex209 が動く dvips が VFlib 対応 sub package の分割を見直し dvips で type1 font を使う(フォントパッケージをインストールすると) TODO vine の xdvi patch / xdvi22.40 へ update 乙部さんの「ぶら下げ組」取り込み Vine2.1 の cmpskit は gv に必要とされてるけど、ほんとにいるの? MIMELIBDIR in texmf.conf dvips も subpackage に? alpha 対応? 用紙サイズ指定を A4 に? ChangeLog 9/21 dvipsk-jpatch-p1.5e に update (なぜか忘れてた) 9/18 spec が JIS だったのを EUC にして rebuild 7/13 makejvf を独立, 新 JIS font metric (jisn-v 等) を追加 6/23 latex macro を 2000/06/01 版に更新 6/13 bluesky type1 font を更新 6/12 ptex インストールに LaTeX マクロが古くて失敗する対策(時限爆弾無視) 6/?? セキュリティ対策 http://www.matsusaka-u.ac.jp/~okumura/texfaq/qa/366.html → 結局なにもやってない ;-p
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土村 展之(tutimura(a)nn.iij4u.or.jp) '(a)'は'@'に置き換えて 更新日 9/19 12:22, 2002 |