動作報告/3

Cygwin (2006/3/27) †

• ページ: 動作報告
• 投稿者: 土村?
• 状態: 完了
• ptetexバージョン:20060329
• 投稿日: 2006-03-29 (水) 15:59:04

必要パッケージ †

全部のパッケージを入れてしまったので、何が必要かよくわかりません。 ghostscript は cygwin 標準のままです。

my_option †

CONF_OPTION="$CONF_OPTION --with-system-zlib"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --with-system-pnglib"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --with-system-gd"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --with-system-ncurses"

CONF_OPTION="$CONF_OPTION --without-dviljk"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --without-info"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --without-texi2html"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --without-texinfo"

KANJI_CODE=SJIS

CONF_OPTION="$CONF_OPTION --without-dvipng"
CONF_OPTION="$CONF_OPTION --with-xdvi-x-toolkit=xaw3d"

メッセージ †

2006年1月ぐらいからうまくコンパイルできなくなったようですので、 /usr/include/sys/stdio.h にある次の一行をコメントにしました。

ssize_t       _EXFUN(getline, (char **, size_t *, FILE *));

ptetex3 を修正して対応しようと思ったのですが、 web2c で生成されるソースの変更もせねばならず、かなり面倒なようです。 また他の linux などの環境では（ディフォルトでは）有効にはならない関数なので、直す気がなくなりました。

cygwin 標準の ghostscript を使ったので、 utfsmpl-ps2pdf.pdf は化けています。 また xdvi で PS が表示できていません。

XDvi.Interpreter: gs-x11

を $TEXMF/xdvi/XDvi に書き込んだつもりなのですが。 これも gs のバージョンのせいかもしれません。

• Web 各所を検索すると「2006年1月ぐらい」というのは具体的には cygwin-1.5.19 (2006-01-17) からのようです． -- kuroky? 2006-03-30 (木) 14:06:49
• gs-x11 というシンボリックリンクを利用・指定するという方針はスマートで，よいと思うのですが，(gv の) パッケージング者の気まぐれか，

  ln -s /usr/X11R6/bin/gs.exe /bin/gs-x11

  を実行しておいてくれなくなったようです．フルパスを用いて

  XDvi.Interpreter: /usr/X11R6/bin/gs

  を書いておくと，うまく表示されます (るはずです)． -- kuroky? 2006-03-30 (木) 14:07:40
• gs-x11 は，gv の仕様変更が原因のようです．cygwin 配布の gv ソース の中に含まれる gv-3.6.1-1.patch を精査すれば分かりますが，gv が，$(srcdir)/gv_intern_res_unix.dat 中に

  GV.gsInterpreter:        /usr/X11R6/bin/gs 

  を明示的に書くようになって，シンボリックリンクが不要になった模様です．/usr/bin/gs-x11 を消すような preremove スクリプトさえ回されています．XDvi.Interpreter の指示も，これに倣ってフルパス表現が推奨されます． -- kuroky? 2006-03-30 (木) 20:41:32
• getline に関しては，Cygwin 側で他の Linux と同じような実装に変更されました．非動作環境 参照． -- 2006-07-13 (木) 18:43:30